United We Stand 解離性同一性障害当事者向け冊子

◆解離性同一性障害の当事者向け冊子”UNITED WE STAND”をデータに起こした物です。

1.はじめに

2.解離性同一性障害とは

解離性同一性障害、当事者のために- イメージ画像


3.事の起こりから始めましょう

悲しいことに、多くの子供達が両親や養父母に間違った扱いを受けています。
身体的に虐待されたり、性的に虐待されたり、情緒的に虐待されたり、養育を怠ったり、見捨てられたり、儀式として虐待されたりしています。

子供達には何が自分たちに起こっているのか理解する事も出来ず、上手に抵抗することも出来ません。

彼らは虐待を止める方法を見つけようとしますが、あまりに幼すぎてそれは出来ません。

子供たちは時には自分たちを傷つけたくさせるようなことを誰かにしたのではないかと思ったりしますが、そのような扱いを受ける覚えは何もありません。

人を傷つけ、残酷なのは子供達を傷つけている正にその人々で、彼らが間違っているのです。

虐待を受けている子供たちは怯えます。孤独を感じます。誰も自分たちを助けようとせず、生き残る為に自分たちだけで戦わなければなりません。

虐待されている子供たちは、独りで考えたり感じたりしながら、虐待について混乱してくるようになります。

ある子どもは、「自分はミミズのように酷く醜い。だから、両親には自分から邪悪な物を叩き出す権利がある、自分が本当に悪い」と考えました。

これは真実ではなく、そのこが真実であると信じ、こうして自分の感情を作り上げたのです。

 

悲しみや怖れ、怒りの感情を持つことは痛ましいことです。

そして、虐待されている子供たちは、酷い身体的なまたは情緒的な苦痛を感じています。

ある何人かの被虐にあるこどもたちは「傷ついた感情を持つくらいなら、からだの苦痛の方がましです」と私に話してくれたことがあります。

時々、子どもたちは何も感じないでいられる方法を見つけます。

ほとんど全ての感情を外に追い出してしまうのです。

不快な感情を感じる事はありませんが、快い感情を感じることもできません。

何があっても頼りにすることをやめ、「強く」なります。自分たちを守るために、あたかもレンガの壁を自分たちのまわりに築いているようなものです。

(続く↓)

4.解離する能力とは?


この文章の全ての著作権は下記に帰属します。
UNITED WE STAND:A Book for People with Multipile Personalities

◆解離性同一性障害の当事者向け冊子
”UNITED WE STAND”は、私が主治医から解離性同一性障害の診断結果を告げられた時に渡された、解離性同一性障害当事者向けの冊子です。
翻訳当時「多重人格」と呼ばれていた病名の部分は現在「解離性同一性障害」に変更になっているため書き換えてあります。

◆訳者について
この冊子を紛失し、掲載すべき訳者の先生がたの名前が不明となっております。
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