2005年頃に出版された書籍を読んだところ、『解離性障害は年齢とともに症状が軽くなるのが一般的』と書かれていました。
境界性人格障害も年齢とともに症状が軽減すると言うのが最近の通説のようで(今は詳しく知りません-2015年現在)、
共に10代-20代に一番症状が顕著に顕れると認識されているようです。

ua012

下記にこういったことについて書かれた文献の文章を抜粋します。


 

  1. 年齢いくつかの状況証拠に寄れば、心的外傷を受けた年齢は、ある種の要素と組み合わさった時に解離反応の型を決める上で決定的な役割を果たすようです。解離性障害患者についての統計学的データは乏しいけれど、若干の解離反応はある特定の年齢層に比較的良く見られます。第二の証拠となるデータは、持続的な心的外傷をこうむった年齢あるいは発達段階が、解離性同一性障害を発症するかどうかを決定するのに重要な役割を果たしているという事です。数種の研究方法によって、小児期の心的外傷の既往歴は成人になってからの催眠感受性とも強い相関があるということを示すデータが得られています。
  2. 性別
    ある固体に特定の型の解離反応一般を起こしやすくさせる上での性の違いがどんな名役割を果たしているのか、性の違いが仮にあるとしても、これを評価すうのはきわめて難しい。公判された研究や症状例の多くは、サンプルの選び方がどちらかの性へ偏りがちでした。公刊された解離性同一性障害の症例集はどれも女性の有病率の懸命な高さを示しています。この差は報告例が多くなるにつれて着実に減少しています。しかし、女性対男性の比は8対1ないし9対1と見られてきました。経験の豊富な何人かの治療者は4対1から2対1のというずっと低い比率を報告するものもあります。女性の解離性障害の有病率が高く現れる理由は、これまで多くの臨床家が憶測しているけれども、理由の少なくとも一部はサンプルのとり方に優位の偏りがあるせいでしょう。
    女性の解離性同一性障害疾患者は自殺企図や自傷行為のように自分に暴力を向ける傾向があるので、精神保健の場に現れることが男性に比べて多く、男性の解離性同一性障害疾患者は暴力を外部に向ける傾向があるため、刑事裁判所の場で出会う事が多くあります。

参考文献:多重人格障害-その診断と治療- フランク・W・P