スライバーとは、サバイバーである事を主張する必要の無くなった人」のことです。

「必要がなくなった」とは、自分がサバイバーである事が、それほど重要なものと感じられなくなって、口にも出さなくなったという意味です。サバイバーであるという自覚はあるのですが、「それがどうした」という感じの人です。こうした人々は以下のような特徴を備えています。

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ひとりでいられる、ひとりを楽しめる・寂しさに耐えられる

理解してくれそうな人、共感してくれそうな人を必死で探す必要が無いということです。この術を身につけると人から裏切られるという辛い思いをしないで済むようになります。

親の事で過剰なエネルギーを使わない

恨んだり、憎んだり、「賠償金」を取り立てようとしたり、依存したり、甘えたりしないという事です。「ああ、あの人はかつて私の親でした、限界のある親でしたが、私を愛してもくれました」という状態になることです。

自分に優しい

あるがままの自分を受け入れているという事です。欠点や限界も含めて自分と言うものを愛し、いたわります。消して自らを叱咤せず、萎縮させません。たとえ失敗をしても、自分の失敗の経過そのものに感心を持つ事ができます。

他人(世間)の期待に操られない

自分で選択し、決定する

ゆとりができてくると、自分の前にいくつかの選択肢が横たわっていることに気付きます。不安、緊張恐怖にとらわれている時は、とるべき道がひとつしかないように感じます。選択肢がない人生を歩いているとき、人はその道を宿命(さだめ)といいます。安定し、成長してくると目の前のいくつかの分岐のうち、どれかひとつを選び続ける事が人生なのだと考えるようになります。自分の欲するところに従って選択する事ができるのはスライバーの特徴です。

自分の選択した事に責任を取れる

選択を間違えたとき、それを他人のせいにしません。現実的で、失敗の経過から学ぼうとする柔軟さがあります。

自分は世の中に受け入れられて当たり前と言う確信を抱いている

自分は他人に必要とされていると信じ、誰かに愛されて当然と思っている人は、人に愛されます。世の中を肯定的に見る習慣を見につけていると、周囲の多くの人々が優しく温かい人のように感じられてきます。そのように思うあなたに、世間の人は優しくなるのです。こうしてスライバーの確信は現実となります。

というわけで、スライバー(成長した人)のほうが、サバイバーよりはるかに生きやすい。それでは、サバイバーがスライバーへと変身するためには、どうすれば良いのだという話になります///続く