nature08

誤診を受けることが多い解離性障害ですが、
他の障害と共通している(共通しているようにみえる)病的解離の特徴をまとめました。


  • 注意欠陥/多動性障害

落ち着きの無さ、集中困難、学業能力の上下動、記憶欠損、解離性幻聴と被影響/被干渉体験が生む放心

  • 行為障害

健忘によって起こる非行の否認、嘘をついているように見える、爆発的憤怒、非行と攻撃に対する後悔が一見欠如するように見える。

  • 急速交代双極性障害

「気分が急に変わった」と誤解釈される交代人格間のスイッチ、苛立ちと怒り、自殺的行動、性行為過剰、誇大性、抑鬱。

  • 統合失調症などの精神病的障害

幻聴、被影響、被干渉体験、解離性「思考障害」、思考吹入、思考奪取

  • 発作性障害

複雑な行動の健忘、離人、自動症。

  • 境界性人格障害(BPD)

自己の同一性と統合性の乱れ、気分変調、自殺・自傷的行為、過性精神病様症状


参考文献:解離―若年期における病理と治療―.:フランク・w・パトナム 中井久夫訳
“若年者の病的解離の鑑別診断” による