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解離性障害・解離性同一性障害について

解離性同一性障害(以下DID=DissociativeIdentityDisorder)が、ミステリアスで面白おかしいものではないと言う事だけ知っておいてください。
これは、このHPに来てくださったあなたに、まず最初に理解して欲しいことです。

一時マスコミの間でDIDが様々な番組で取り上げられ、ブームのような状態になりました。
私のところへも何通か、番組出演願いのメールが届きましたが、
番組を見ていて、いつもマスコミ側の主張は、なんだかんだ言って、DIDへの恐怖を煽るものでしかないような気がします。
本当に苦しむ人々へ偏見を植え付けるばかり。

参考文献、引用元の文献はいつも、ページの一番下に書いてあります。
私めの勝手な判断で、引用させていただいている文献元の先生方へ、この場を借りて、お礼と謝罪を申し上げます。

さて、解離性障害にもいろいろな種類があって、たとえて例を挙げると、

解離性障害、
解離性昏迷、
解離性運動障害、
解離性知覚麻痺、
解離性幻聴・幻覚、
解離性転換性障害、他。

その中でも、解離性同一性障害というものだけが、旧称多重人格に値するのです。
最近、解離性障害=多重人格という方式が広がりつつあるので懸念しています。

これらの区別の仕方は、明確な人格が存在するかどうか、記憶の連続性があるか、ないか。
体に影響が起こるものであるか、意識だけに作用するものか、など、基準は


解離性健忘、遁走の場合
離人症性障害の場合
特定不能の解離性障害の場合
解離性同一性障害の場合(DSM)

などあります。

最後に。
あなたが、正しい知識を持てますように。
あなた自身、または家族や友人、恋人、パートナー、患者さん。
何らかの形で、この知識が役に立ちますように。

これは私の祈りです。

尚、DSMでは多重人格障害という病名は、1994年以来解離性同一性障害と言う病名に変わっています。